yuuki_yoshino’s diary

ようこそ。自作の詩・随筆・小説・楽曲を置いておきます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ソフィストか、ソクラテスか

学問の起源は、中島先生の「社会の中の科学技術」によれば、天文学である、というようなことが書かれていた。詳しい内容は忘れたが、確か天体の運行と時間の関係を調べたり、将来を占うことであったりといったことが学問(科学)の起源である、と言われてい…

音楽活動について

早くも、音楽活動の行き詰まりを感じる。自らの認識や特性が作品に表れているのかどうか、良くわからない。ドラムマシーンの導入であるとか、違った曲調で演奏してみることはくたびれる。だが、既に作った曲を何度も演奏し続けるのは退屈である。また、10代…

5/20(土)の夢日記 コンビニ

その日は休みで、暇で暇で面白いことを探してました。 Uberでなにか良い食い物がないかと探していたら、やたらとパスタが出てきました。 そこで、私は3種類のペペロンチーノを食べ比べることにしました。一つはポポラマーマの800円のやつ、もう一つはローソ…

人材

なぜだ 人間が商品になったのは いつからだ

認識の扉

真実への認識の扉が開きかけるのは いつも深夜だ 昼は社会的現実、あるいは自分がそう認識している妄想に、自らの意識が支配される時間である 金とは何であり、貧困は何処から来るのか? その歴史的な成立過程を追えば、必ず原始にまでさかのぼるはずなのだ …

経済的循環と個人の精神について(後半)

我々にとって生存上都合がいいとか、安らぐとか、気持ちがいいといった理由で道具は生産されるはずだ。文明は一個人による創作ではなく、多くの人々が道具の断片を作り出し、物理的に、また教育を通して精神的に蓄積してきたものの総体である。だから我々は…

経済的循環と個人の精神について 前半

金や経済が人間によって作られてきたものである以上、それを単なる現象として分析することには限界があるのではなかろうか。消費者や生産者を顔の無い人間の集合とか平均とかでまとめてしまうと、却って人間社会を捉え誤るような気がしてならないのである。 …

俺だけの俺 君だけの君

何をいつどうやっても ダメな気がする こういうときは、自分の生活をデザインしようったって 無駄だ 適当に、自分が楽だと感じる方へ流れるに限る やりたいことを忘れてしまっているのさ 戦略的に、欲張っている 淋しさ、それは、自分の欲求を外へ開けないと…

人生に飽きたら

さっき考えてたことが 今はもう 思い出せないのさ 儚いもんだな 人なんて 薄情なもんだな 人なんて 思い切りその扉をこじ開けようと叩けば 心 軋む音がしている 僕はただ出掛けることにしました 人は過去を振り返るとき 窓の外を美化しているのさ しけた地下…

野生を凝視せよ

もっと自分勝手に生きてみればいい 義務と休暇 現代人にはそれしか無いのだろうか 流行や常識が 文化なのだろうか 怠惰 これは俺にとっての重要なテーマだ 自分の生き様を肯定できるのか? 行為の質と量が不十分であるという認識 適応 この言葉は多分、社会…

小石の彷徨

俺が太陽系及び地球の歴史に惹かれるのは 宇宙に生きている実感を持ちたいから 悠久の歴史の中に宛てもなくさまよう 一粒の小石に過ぎないということを感じていたい その方が楽に暮らせるから 確かに、一粒の小石が自らの彷徨を眺め、解釈しようとしていると…

小説「アンナ・カレーニナ」の結び

小説「アンナ・カレーニナ」の結びは、俺の人生に重要なものを投げかけているという気がする。 信仰と先入観は同じものを指している。これは無意識の中に根を下ろしていて、それを後から理性的に眺めることができ、言語化できる機会がある。 ただし、理性に…

2023年1月28日(土)の夢日記 場面4/4「体育館のスクリーン」

場面4「体育館のスクリーン」 次の瞬間、私はスクリーンの中にさっきまで私が居た広場を見ていた。広場の映像を背景にして、英文字のエンドロールが流れていた。音声は無かった。ここは体育館らしきところだった。閉じられた遮光カーテンの隙間から強い日差…

2023年1月28日(土)の夢日記  場面3/4「土産物屋」

場面3 「土産物屋」 次の瞬間、私はある店に居た。土産物屋であろうか、箱に入った菓子など様々な品が所狭しと並べられている。私は友人らしき男と共に居るようだが、今思い返すと、私はその男を知らない。だが夢の中では彼を友人だと認識していた。私はカラ…

2023年1月28日(土)の夢日記  場面2/4「三匹のカニ」

場面2 三匹のカニ 場面は一転し、私は一人のおばさんとある民家の屋外のガレージに居た。そこに車はなく、様々な物品がコンクリートの地面に雑然と置かれている。ガレージは、私の実家のものだった。 女が発泡スチロールの箱を開くと、中には水が張ってあり…

2023年1月28日(土)の夢日記  まえがきと場面1/4「ホテルとホール」

まえがき 今朝 私が見た夢について書く。 夢を基にした創作が所々に組み込まれるかもしれないし、 ありのままに書くのかもしれない。恐らくは後者になるだろうと 思うが、明日以降は創作が続くのかもしれない。自分を 低く評価するわけではないことは断りつ…

出ていこうとすれば

最近は仕事・酒・性の3つ以外 全て退屈で不安だ 向き合う気力もないから 雑音で生活を満たそうと試みる 仕事が忙しいときは、まあこんなものだ 本当にやりたいことは何か? 自分は今、どうであるか?何であるか? 内観に至るには 時間が足りな過ぎる 喜びと…

妄想

静寂に抱かれて過去を眺める 波に足跡が消えてゆく 流した涙はもう 大地に注いでしまったろう いつかはやがて海に出会う 誉ということもない 広がる海の前では 生きているだけさ あと少しの間だけれど 静かに 眺めてるだけなのさ 妄想と現実の辻 終に時に溶…

TPSからの学び

ある身の周りの状況を 行動することによって 変えようとしても 全く思い通りにはならない。 これが不条理である。 言いかえれば、日常生活からの疎外だ。 本当に何をやっても無駄だという気がする. 日常生活を1つの混沌としてそのまま 気にせず居られたら ど…

嘘つき

宙に浮いている 言葉が 幻想は影を薄くしていく 嘘つきだ 嘘つきだ 分厚い仮面の裏に どんな顔立ち、表情を 隠しているのか 俺も皆も 自分が自分を忘れたな そして又帰ってくる (ここからは少し新しい記述だ) そしてそのことは何の役にも立たないし 「1円…

摩天楼

約束は破られた 近頃は憂鬱なことばかり 雨の日に歩く街は いつもより遠くのことのよう 胸元に今 夢が弾ける 摩天楼走る車から 窓の外を見ていた 生きてる意味が何なのか 考えていた 退屈な休日は 好きな歌 貴方に聴かせたい 胸元に今 夢が弾ける 摩天楼走る…

Sloth

僕はね いつも格差を感じてる 自分とそれ以外との間に 形式の制約はバカバカしいと言いつつも 荒削りな自分に吐き気さえ覚える ちっぽけな僕 強さに憧かれて 終わることのない葛藤で 余計に小さくなってゆく 甘えた心が 幼い子供のように わめき散らしている…

異常か日常か

こうして書いていることさえ 俺の一時的な精神異常だと思われんだ そう思った方が都合がいいからだろ 常人から見れば俺は 明らかに変だし異常だよ 異常なもんは異常で片付けて さっさと”治療”すりゃいいもんな そっちの方が常人にとっちゃ 気持ちがいいんだ…

ふとした心の隙間

俺が世界を嫌いなのは 大地の香りがしないから 稲妻と竜巻が遠くに見える 駐車場からの夕焼け 出会ったこともない故郷 海に空に大地 そして人は何処へ行った ふとした心のすきま 忙しい日々の切れ間 入り込んだのは夢か真か 冷ややかな視線 脂汗 侵略者はど…

海へ

さっきまで昔書いた詩を読んでた 張り裂けそう 動かない故郷に 時が止まる 線路ぎわ 映画はチョコレートの箱 溶けるほどに愛して 力強く消し去ってね いびつな貴方のままでいて 乙女心は裏腹 海へ続く道 汗に濡れた昼下がり 沈黙の渇いた口が 呪文を唱えると…

まっすぐに進む

目指す場所があるなら 迷わず進めばいい 辛くても 貴方が希望を与える人がいる がんじがらめになってしまって 何処へも行けないなら 全てを捨てたって そこから出なきゃならない 空虚に思えるなら 何かを疑うことさ 君自身の何かが 腐りはじめているのかも …

知人の結婚式の後

何かをやらなきゃいけないはずなのに 焦るばかりで時間が過ぎてゆく 幾多なる不安と焦りの渦に飲み込まれるのに 誰にもちっともわかってもらえない どれだけ話しても無駄さ こんな気持ちは とても言葉にできそうもないから 漠然とした不安がいつも俺を取り巻…

国道沿いの暇潰し

気づいていたよ いつからかずっと 恋の季節は とっくに終わってる 濡れた靴が与える憂鬱 ああ 心と心が伝わらない それでもねえ、覚えているよ ずっと側に居たね 今なら ああ 全てが言える気がしてるのに 見渡す限りの凍てつくような氷の大地 凍えた僕を温め…

カントについて

カント曰く、「外的世界そのものを捉えることは、人間には出来ない。」 人間は自らの直観(知覚)を外的世界そのものであると信じ込んでいるのだが、直観が外的世界と一致するという根拠はない。直観=外的世界であるとみなすのは人間の習慣であって、真偽の…

もう悩まなくったって良いじゃないか

もう悩まなくたって良いじゃないか 軽やかに生きれば良い 昼寝て夜起きても 快楽にふけっても 自分を縛り過ぎたんじゃないのか 真当に生きようと だが君はすでに真当だし、 それで十分じゃないか おびえることはない 君を束縛しようとする人々は 既に自分自…