yuuki_yoshino’s diary

ようこそ。自作の詩・随筆・小説・楽曲を置いておきます。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

人生に飽きたら

さっき考えてたことが 今はもう 思い出せないのさ 儚いもんだな 人なんて 薄情なもんだな 人なんて 思い切りその扉をこじ開けようと叩けば 心 軋む音がしている 僕はただ出掛けることにしました 人は過去を振り返るとき 窓の外を美化しているのさ しけた地下…

野生を凝視せよ

もっと自分勝手に生きてみればいい 義務と休暇 現代人にはそれしか無いのだろうか 流行や常識が 文化なのだろうか 怠惰 これは俺にとっての重要なテーマだ 自分の生き様を肯定できるのか? 行為の質と量が不十分であるという認識 適応 この言葉は多分、社会…

小石の彷徨

俺が太陽系及び地球の歴史に惹かれるのは 宇宙に生きている実感を持ちたいから 悠久の歴史の中に宛てもなくさまよう 一粒の小石に過ぎないということを感じていたい その方が楽に暮らせるから 確かに、一粒の小石が自らの彷徨を眺め、解釈しようとしていると…

小説「アンナ・カレーニナ」の結び

小説「アンナ・カレーニナ」の結びは、俺の人生に重要なものを投げかけているという気がする。 信仰と先入観は同じものを指している。これは無意識の中に根を下ろしていて、それを後から理性的に眺めることができ、言語化できる機会がある。 ただし、理性に…

2023年1月28日(土)の夢日記 場面4/4「体育館のスクリーン」

場面4「体育館のスクリーン」 次の瞬間、私はスクリーンの中にさっきまで私が居た広場を見ていた。広場の映像を背景にして、英文字のエンドロールが流れていた。音声は無かった。ここは体育館らしきところだった。閉じられた遮光カーテンの隙間から強い日差…

2023年1月28日(土)の夢日記  場面3/4「土産物屋」

場面3 「土産物屋」 次の瞬間、私はある店に居た。土産物屋であろうか、箱に入った菓子など様々な品が所狭しと並べられている。私は友人らしき男と共に居るようだが、今思い返すと、私はその男を知らない。だが夢の中では彼を友人だと認識していた。私はカラ…

2023年1月28日(土)の夢日記  場面2/4「三匹のカニ」

場面2 三匹のカニ 場面は一転し、私は一人のおばさんとある民家の屋外のガレージに居た。そこに車はなく、様々な物品がコンクリートの地面に雑然と置かれている。ガレージは、私の実家のものだった。 女が発泡スチロールの箱を開くと、中には水が張ってあり…

2023年1月28日(土)の夢日記  まえがきと場面1/4「ホテルとホール」

まえがき 今朝 私が見た夢について書く。 夢を基にした創作が所々に組み込まれるかもしれないし、 ありのままに書くのかもしれない。恐らくは後者になるだろうと 思うが、明日以降は創作が続くのかもしれない。自分を 低く評価するわけではないことは断りつ…

出ていこうとすれば

最近は仕事・酒・性の3つ以外 全て退屈で不安だ 向き合う気力もないから 雑音で生活を満たそうと試みる 仕事が忙しいときは、まあこんなものだ 本当にやりたいことは何か? 自分は今、どうであるか?何であるか? 内観に至るには 時間が足りな過ぎる 喜びと…

妄想

静寂に抱かれて過去を眺める 波に足跡が消えてゆく 流した涙はもう 大地に注いでしまったろう いつかはやがて海に出会う 誉ということもない 広がる海の前では 生きているだけさ あと少しの間だけれど 静かに 眺めてるだけなのさ 妄想と現実の辻 終に時に溶…