yuuki_yoshino’s diary

ようこそ。自作の詩・随筆・小説・楽曲を置いておきます。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ラブレター

ねえ… 紙の向こうの君よ いつもいつも 俺のうらみつらみを聞いてくれてありがとう 君は 何も言わないね 俺に文句もアドバイスもしないだろう? ただ海のように 俺の言葉を 拒むことなく 聞いてくれる 本当にありがとう 君は… 音楽とはまた違う所に居るのかな…

メメント・モリを読んで

メメントモリでは、 本当の死が見えなければ、 いのちも見えない と言われていた。 俺はこうつけ加えたい そして、地球が見えなければ、 いのちも見えない

野獣の求愛

いなくならないで 怖がらないで 心から 愛していたい 愛されていたい 君が好きだ 正直なところ 正直になりきれないところ 大好きだよ 1つも嘘なんてない 信じてほしい 疑ってほしい 愛してほしい 抱きしめたい こわれるほど 優しく 包み込むように 満たされ…

没頭

何かに没頭できることは、素晴らしいことだ。 楽しいときは音楽や将棋などの趣味に、 そうでないときは人生や世界に関する思索に 夢中になる。

桜並木

夕刻の白んだ緑道に 葉の緑の兆しある桜が 堂々と並び立っている。 その誇らしい姿に、 惜しみない祝福が重なる。 その美しさに心打たれることも 出来ない人間が、 人間の幸せを増やすことに 何が出来るというのだろうか。

カート・コバーンについて

1994年に、NirvanaのボーカルであったKurt Cobainは死んだ。 服薬の上、ショットガンを口にくわえ、頭を撃ちぬいて即死だった。 彼の苦悩は俺にとっちゃ、想像に余りある 彼は 彼の苦悩を誰ともーただの1人ともー 共有できなかったんだろう 愛する人も、憎む…

どう行こうとも 茨を踏み歩くことになる 決して立ち止まることはできない 時間は止まらぬ故 人が存在するのは 時間という地平の上である 茨を踏み歩いている 甘く 苦く 感じている そうだ、いつでも私は有るのだ 時間の行く限り 寝ても覚めても 人は茨を踏み…

眠れない今夜

上手に眠れない 何かをしてないと 不安で不安で 生きてくための 必要とされるための 武装が足りてないと 眠る前になって急に 必死になりだす そうじゃないかな 自分の欲が 満たされないまま終わるのが 許せないのかもしれない 朝は母にたたき起こされる 朝は…

この夜

この夜 壊れそうだ 見果てぬ夢 見知らぬ人 情熱で迷い込む 誰もが嘲笑う 誰もが持っているもの 人影に覗いてる 雨が辺りを冷ます にわかに街明かりが灯った ちょっと訪ねてみたい これから何処へ何しに行くのか その頃 愛する人 力尽きて夢見てる 幸せに手を…

ファシズムと反抗者

この国家は、自国の民族の生存と繁栄を目的として、戦争へ向かうのだというようなことを、この国家の元首が雄弁に語り終えた。 聴衆は国民である。万雷の拍手喝采で応える。一方で、私はただニーチェだな、と思っただけで、特別の感動もなかった。ただこの熱…

俺はあきらめない

本当に辛いとき 逃げ出さない奴だけが 望んだ強さを自分の中に発見する 俺はあきらめない 俺は自分を見捨てたりしない その衣服がはがれたとき 自分の美しさに気がつくだろう どこまで行っても離れることはできない 自分そのものに辿り着こうとして どれだけ…

彷徨うだけの旅

どこへ行くともわからず 彷徨うだけの旅 見える限りの人々は 幸せに暮らしている 俺だけじゃないってことは よく分かってる 俺の見る世界は まさに俺だけのもの ずっとずっと遠くに ちらつく光の与える希望 全てを照らしもすれば 隠れて絶望もさせる 俺が創…

一個の動物

守るべきものなど 何もない 人間は風にふわふわ 浮かんでいればいい あるときは雨水を飲み草の上に寝たとして 何を不幸なことがあろうか 俺もまた、一個の動物として生きているのだ そう、生きていたまえ

寂しい時ほどメロディーは弾んで

寂しいときほど メロディーは弾んで 幸せな音が流れてくる どうしてだろう 人生って 悲しい時ほどきれいになるね 雑踏の中 とびきり孤独でも 楽しくなれる 踊り出せる 爆発なんていらない 何にもなれるし どんな世界にもできる ファンタジーに見えても 想像…

野獣の慟哭

死んじまいてえよ ジェネレーションの壁が 俺に 分厚く のしかかってる 涙は流せない 枯れちまった もう俺は おしまいにしたい 死んでしまいたい 美しい人を巻き添えにして 俺はなあ 俺はなあ 幸せになれねえよ なぜなら 俺は なんつーか、変わってるからさ …

エイプリルフールの戯れ

僕は心底ハッピーな人間です 今日も楽しいことがたくさんありました お金には全く困っていません 好きなことに使っています まわりの人とも仲良くやっています 友達は僕を尊重してくれます 僕の方も紳士的な態度を身につけ 周りはすべて、僕のことを好いてい…

芸術家は実生活において劣勢を強いられる

幸せも苦しみもその人だけのものである。特に、自らの意志では如何ともし難い事柄に人は苦しむのであって、そのような苦しみは共感を得難いものである。 苦しみの吐露をしみじみと聴く人の何と少ないことか。大抵の人は、人の苦しみを簡単に取り除くことが出…

誰かの女

こうして端から見つめるだけの俺が悲しい お気に入りの小説を忘れてきて 心許せる仲間はもとより居なくて 今流行りの格好をした女2人が 男の話をしてるかわからないが それでも たぶん面白くもない話をしてるのを 胸のふくらみが動くのを見ている 俺のするこ…