yuuki_yoshino’s diary

ようこそ。自作の詩・随筆・小説・楽曲を置いておきます。

恐怖の壁

ひょうひょうと結果を出す奴
俺は言い訳を並べて
のらりくらり逃げ回る

 

格好悪い男だ
苦悩が俺の全てか
自己満足にまみれた男

 

俺みたいなのを誰が愛せるっていうのさ
誰が包み込めるっていうのさ

 

孤独で残念な方がずっといい
華やかに、自分の持たぬもので
     飾り立てるよりは

 


何かに追われてる
卒論の中間発表もそうだし
貯金の期限もそうだし
いつまでも女が出来ないこともそう

 

でも、全部違うといえば違う
その1つ1つに追われているのではなく
もっと普遍的な恐れの感情を
働きかけてくる何か
巨大で逆らいようのない
迫り来る 壁のような
そして もっと身近で
ともすれば愛着があったりもするものだったり

 

そういう色々がごたまぜになって
「恐怖」として俺を追いかけてくる
どうしたものか

 

偉大というのがどういうことなのか、わからない
俺に生きてる価値はあるのか、ないのか