ひょうひょうと結果を出す奴
俺は言い訳を並べて
のらりくらり逃げ回る
格好悪い男だ
苦悩が俺の全てか
自己満足にまみれた男
俺みたいなのを誰が愛せるっていうのさ
誰が包み込めるっていうのさ
孤独で残念な方がずっといい
華やかに、自分の持たぬもので
飾り立てるよりは
何かに追われてる
卒論の中間発表もそうだし
貯金の期限もそうだし
いつまでも女が出来ないこともそう
でも、全部違うといえば違う
その1つ1つに追われているのではなく
もっと普遍的な恐れの感情を
働きかけてくる何か
巨大で逆らいようのない
迫り来る 壁のような
そして もっと身近で
ともすれば愛着があったりもするものだったり
そういう色々がごたまぜになって
「恐怖」として俺を追いかけてくる
どうしたものか
偉大というのがどういうことなのか、わからない
俺に生きてる価値はあるのか、ないのか